第15回全国高等学校女子レスリング選手権大会
場 所:佐倉市民体育館
期 日:平成21年8月16日~17日
「大会へ出場した二人の背景」
上記大会へ、本校2名の女子生徒が参加した。本校からは3年ぶりの全国女子大会への出場である。この2名の生徒は小学生を対象に行われているレスリング教室や、中学生の時の体育の授業でレスリングに出会って以来興味を持ち続けていた。本校に入学した時に、レスリングへの気持ちもあったが、中学生の時に経験した部活動へ入部し、現在は二人ともそれぞれの競技のキャプテンを務めるほどである。しかし、レスリングへの思いがすてきれず、県レスリング協会の協力を得て、今大会へ参加することが実現した。
「大会参加まで」
二人は他競技のキャプテンでもあるので、それぞれの部活動の練習を抜けることができず、自分たちの部活動が終わってから、約1ヵ月間、レスリングの練習に励んだのである。
両方の部活動の練習時間を合わせると5時間以上というハードスケジュールをこなし、持ち前の運動能力を活かし、熱心に練習し大会へ臨んだのである。
「遠征の様子」
遠征の引率は、インターハイでも監督の澤谷と一緒に引率をしていただいたバレー部顧問の古濱先生に依頼し、引率をしていただいた。
―古濱先生の言葉―
「全国大会で二人がどれだけ頑張れるか、不安と期待を持って臨みました。容赦のない試合展開に戸惑い、自分たちの試合が終わった後でも負けた悔しさを思いつつ、もう一回やりたいというような気持で身をのり出して試合を黙って見ている姿を見ると、胸を打たれるものがありました。今大会に至るまで、バレー部・ソフトテニス部の部活動が終わってから、レスリングの練習に励んできました。短い期間ではありましたが、楽しんで心と体を鍛えたと思います。今回の経験は、きっと彼女たちの今後の活動に活かされると思います。」
古濱先生の言葉にあるように、本人たちは、この日のために短期間であったが、本当によく頑張った。大会本番では、緊張のあまり自分の力を発揮できず、悔しい思いをしたが、今回の経験はきっとこれからの様々な活動に活きるでしょう。
あれっ!よく見ると7月末に行った合宿の先生が!!
応援、ありがとうございました!!!
「大会結果」
宇野希(隠岐島前高校2年)第3位
1回戦…フォール負 新井明恵(群馬:富岡実業高校)
2回戦…フォール勝 河上恵美(大分:日本文理大学附属高校)
3回戦…フォール負 橋本千紘(東京:安部学院高校)
「選手紹介」
彼女は普段バレー部のキャプテンとして活動している。中学生のころに体育の授業でレスリングに出会い、興味を示していた。高校に入学してから中学校の部活動の流れでバレー部に入部し活動していた。しかし、レスリングへの思いを捨てきれず、島根県レスリング協会の協力も得、今回出場した。実際に本格的に練習したのは1ヶ月あまりである。
「大会結果」
上田千晴(隠岐島前高校2年)1回戦敗退
1回戦…フォール負 木下茜(埼玉:埼玉栄高校)
「選手紹介」
彼女は隠岐前高校レスリング部の土台を作られた前監督の故上田和孝先生の三女である。
普段ソフトテニス部のキャプテンとして活動している。小学生のころにレスリング教室に通っていた。中学生のころの体育の授業で再びレスリングに出会い、レスリングへの思いが湧き上がる。しかし、高校入学後は、中学生のころにソフトテニス部に所属していたこともあって、レスリングへの思いを抱きつつ、中学生のころの流れでソフトテニス部で活動していた。しかし、彼女もレスリングへの思いを捨てきれず、島根県レスリング協会の協力も得、今回出場した。実際に本格的に練習したのは1ヶ月あまりである。